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2019.12.03

抱き枕の効果と選び方のポイント

ライフスタイルのご提案

最近、抱き枕が注目されています。抱き枕を使うことによってよく眠れると紹介されることが多いですが、なぜ、抱き枕は安眠効果があると言われているのでしょうか。
この記事ではその秘密や、抱き枕の選び方を紹介していきます。気になっている方はぜひ参考にしてみてください。

■抱き枕の効果

まず抱き枕でなぜ安眠効果を得られるのか、細かく見ていきましょう。

1.安心感を得ることができる

人間は母親の胎内にいたころの「胎児姿勢」を取ることで、安心感を得ることができると言われています。
胎児姿勢とは、体を丸め、何かに抱き着くような体勢です。抱き枕を使うと、自然と胎児姿勢を取ることができるため、安心感を得ることができます。これによってリラックスできるので、安眠しやすくなると言われています。

2.腰痛の軽減

睡眠時の腰痛にはいくつかの原因があります。
仰向けで寝た場合、腰が浮き、その下に隙間ができます。適切なマットレスを使用すればこの隙間を埋められますが、そうでない場合、この隙間によって背骨や腰に負担がかかってしまいます。
また、尾てい骨のあたりに仙骨という骨があります。背骨のS字カーブの一番下にあたる部分で、仰向けの状態で寝ると、この仙骨を圧迫することになります。仙骨を圧迫し続けることも腰痛につながるのです。
そのため、仰向けで寝るより横向きで寝た方が腰痛には良いとされています。

しかし、横向きも腰痛に全く起因しないというわけではありません。入眠しない状態では背骨のS字を保つことができますが、入眠すると体が脱力し、体がねじれ胸が下になっていきます。その結果、背骨がねじれ、これも腰に負担がかかってしまいます。

これらの腰痛の原因を防ぐことができるのが、抱き枕です。
仰向きで寝る場合は、軽く膝を立てて横になり、膝の下に抱き枕をいれることによって腰の負担を減らすことができます。
横向きで寝る場合は、体のねじれを防ぐために抱き枕を抱くようにして寝ます。こうすることで体に負担のかからない姿勢を保つことが可能になります。また、抱き枕を脚で挟むことで、片方にだけかかってしまう体圧を分散することもできるので、体への負担を減らすことが可能です。

3.むくみの防止

人間は睡眠中に寝返りを打つことで血流を滞るのを塞いだり、同じ場所に体圧がかかったりするのを防ぎます。しかし、寝具が合わなかったり、一緒に寝ている人がいたりすると、寝返りがしにくくなってしまいます。また、高齢になると寝返りを打つ力が衰えていきます。
寝返りが打てなくなると、むくみが生じ、だるさを感じるなどの症状を感じることがあります。さらに悪化すると重い病気にもなりかねないので、対策を打つことが必要です。
そんなむくみ対策として、抱き枕があります。抱き枕の上に足を乗せ、足を高くして寝ることで、重力の力で血液が心臓に戻りやすくなります。これによって、むくみを防止することができるのです。

4.いびきの軽減

いびきには様々な原因がありますが、仰向き寝から横向き寝にすることで軽減できるとされています。
しかし、横向き寝に慣れていない方にとって、その姿勢を保つことは難しいです。そこで抱き枕を使うことで、自然と横向き寝の姿勢を保てるようになります。それによって、いびきの軽減につながります。

■抱き枕の選び方

抱き枕が注目されるに伴い、様々な種類が発売されています。自分に合った抱き枕を見つけて、心地よい休息時間を手に入れましょう。

1. 形から選ぶ

抱き枕には様々な形があります。眠るときの姿勢や寝心地などから好みのものを探しましょう。

・棒状

I字型の最もシンプルな抱き枕です。リーズナブルな価格のものが多いので、とりあえず抱き枕を試してみたい、という方にもちょうど良いです。

・円筒上

長い円柱のような抱き枕です。シンプルな形ですがボリュームがあるため、抱き心地がよいのが特徴です。太さがありしっかりしているので、座位を取った際の腰当てとしても使うことができます。
ただ、中わたの量が多いため、比較的高価なものが多いです。

・三日月形

C字型の抱き枕です。バナナのような形だったり、枝豆のように流線型をとっていたりします。
半円の内側に体を入れ、抱き枕を脚で挟むようにして眠ると安定します。また、妊婦さんにとって楽な体勢「シムス体位(横向きに寝て、上の脚を軽く曲げて前に出して寝る体勢)」がとりやすいので、妊婦さんにもおすすめです。
価格は、比較的リーズナブルなものが多いです。

・L字、J字型

頭を乗せる部分がついている抱き枕です。角になっているL字タイプと、角が丸みを帯びているJ字タイプがあります。
こちらは比較的高価な商品が多くなっています。

・U字型

U字の内側に体がすっぽり入る、大きな抱き枕です。両脇に腕を乗せたまま寝たり、胸を圧迫しないでうつ伏せ寝の体勢が取れたりと、様々な体勢を取ることができます。
価格は、比較的高価な商品が多いです。

・キャラクターもの

巨大なぬいぐるみのような形をしていたり、表面にキャラクターがプリントされていたりするタイプです。体へのフィット感よりは、心の安らぎを得るためのが主目的と考えたほうが良いでしょう。

2.硬さで選ぶ

中に詰められている素材によって、抱き枕の堅さが変わってきます。用途に合った硬さを選びましょう。

・硬め

形がしっかりするので、体勢を保持するのに役立ちます。腰痛予防や横向き寝のサポートとして使いたい方は、硬めのものを選ぶとよいでしょう。

・やわらかめ

抱き心地がいいので、リラックス効果があります。そのため、眠る時に安心感が欲しいという方は、やわらかめの抱き枕がおすすめです。

3.素材で選ぶ

中の素材によっても特徴が変わってくるので、素材にも注目しましょう。

・ポリエステルわた

わた状の人口繊維です。柔らかく弾力もあり、軽いので扱いやすいのが特徴です。比較的安価なのもメリットですね。

・低反発ウレタン

体に合わせて変形するスポンジのような素材です。体圧分散効果に優れ、適度な硬さもあるので、姿勢をサポートするのにぴったりです。
ただ、夏は熱がこもりやすく、冬は硬くなりやすいという点には留意しておきましょう。

・極小ビーズ

細かい発泡ビーズがいっぱい詰まったタイプです。流動性があり、体にぴったりフィットするのが特徴です。独特なやわらかさを持っているので、癒し効果も高いです。

4.清潔に保ちやすい抱き枕を選ぶ

抱き枕はサイズが大きいものが多いので、丸洗いはなかなか難しいです。しかし、肌に直接触れるものなので汚れやすく、ずっと使っていると清潔に保つのが難しくなります。
そのため、清潔に保ちやすい専用カバーがついている抱き枕を選ぶのがおすすめです。

専用カバーがついていないタイプの場合は、消臭スプレーなどを使うことで、ニオイをある程度なら防止することが可能です。

■まとめ

睡眠は人間にとって大切な休憩時間です。しかし、心が落ち着かず寝つきが悪かったり、睡眠中によい姿勢が取れなかったりすると、十分な休息を取ることができません。
抱き枕は比較的気軽に導入できる安眠グッズです。安眠できずに困っている方は、一度試してみてはいかがでしょうか?

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