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2019.12.03

ベッドパッドの役割と選び方のポイント

ライフスタイルのご提案

寝具の中でもさりげない役割を果たしているベッドパッドですが、どう選んだらいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、そもそもベッドパッドがどんな役割を果たしているのか、そして選ぶ時のコツを解説いたします。

■ベッドパッドとは?

寝具にプラスアルファするアイテムとして、ベッドパッドとマットレストッパー、そして敷パッドがありますが、これらの違いは意外と知られていません。まずはベッドパッドと何が違うのか、それぞれの役割はなんなのかを見ていきましょう。役割を理解することで、選ぶ時のポイントもつかめてきます。

ベッドパッド

ベッドパッドはマットレスの上に敷くもので、その上にシーツを敷くことになるので、直接肌に触れることのないパーツです。そんなベッドパッドの役割は主に2つあります。

1.寝心地を改善させる

マットレスが固すぎたり柔らかすぎたり、使っているうちにへたってきた場合に、ベッドパッドを使うことで寝心地を改善できます。体に合わないマットレスの根本的な改善には至りませんが、ちょっとした寝心地の悪さなら改善可能です。
また、汗を吸収する効果によって睡眠の質を上げることもできます。体は昼間は高い体温に、夜は低い体温になるよう調整され、その温度差が大きいほどよく眠れるとされます。
夜は汗を出すことで体温を下げていますが、寝具が汗をきちんと吸収できずムレが起こってしまうと、熱をうまく放出できず眠りの妨げとなってしまいます。
そのため、寝具の吸透湿性の高さは重要となってきます。ベッドパッドにより、吸透湿性をあげることができるのです。

2.マットレスを長持ちさせる

人間は寝ているうちに大量の汗をかきます。その汗はシーツだけで吸い切ることができず、マットレスにも浸透してしまいます。そうすると最悪の場合、湿気でマットレスにカビが生えてしまいます。
また、寝ていると、体重でマットレスの中のコイルに負荷がかかり、少しずつ劣化していきます。悪くなったコイルを使っていると、体の負担になりかねません。
それらを改善するのが、ベッドパッドです。マットレスの上に敷くことで、マットレスにかかるストレスを軽減させ、長持ちさせることができます。
さらに、マットレスに比べてベッドパッドは薄く扱いやすいので、お手入れがしやすくなっています。衛生を保つためにも、重要な役割を果たすのです。

敷きパッド

敷きパッドはシーツの上に敷く、肌に直接触れるものです。その役割は主に3つあります。

1.寝心地を改善させる

敷きパッドを敷くことで、寝心地を改善できます。ただ、ベッドパッドとは効果が微妙に異なります。
敷きパッドは薄いため、マットレスが合わない場合の寝心地の改善には向いていません。接触冷感や温感効果によって、快適な温度を保てるようにするのが敷きパッドです。また、肌触りにこだわったものもあるので、そうしたものを選べば気持ちよく眠れるでしょう。

2.汚れの防止

寝汗や粗相がマットレスに染み込んでしまうのを防止します。洗うのも簡単なので、寝具を衛生的に保つことができます。

3.お手入れを簡単にする

通常のシーツを使っている場合、マットレスの脱着が意外とめんどうに感じるものです。ベッドパッドは四方をひっかけるだけなので、シーツを取り替えるのに比べて簡単です。

マットレストッパー

マットレストッパーは、マットレスの上に敷き、その上にシーツを敷きます。ベッドパッドと同じく、直接肌に触れることのないものです。
マットレストッパーは、ベッドパッドよりもさらに寝心地を改善の効果があるものと考えていただければと思います。ベッドパッドはわたが使用されているのに対し、マットレストッパーはウレタン等の素材が使用されています。
マットレスが全然体に合わないというときには、ベッドパッドだけではカバーしきれない可能性もあるので、こちらを検討してみてはいかがでしょうか。

※敷布団は使ってもよいのか

マットレスの上に敷布団を敷こうと考える方も少なくありません。しかし、敷布団はあまりおすすめできません。
敷布団はもともと堅い畳の上に敷くことを想定されているため、柔らかくできています。そのためマットレスの上に敷くと、柔らかすぎて体が沈んでしまいます。そうすると腰痛等の原因になってしまいかねません。
寝心地の改善には、ベッドパッドやマットレストッパーを使いましょう。

■ベッドパッドの選び方

ベッドパッドは、使用されている素材によって使い心地が大きく変わってきます。そのためベッドパッドを選ぶ時には、素材をチェックしましょう。

中わたの素材から選ぶ

ベッドパッドの使用感で大きく影響するのが、中わたの素材です。
中わたには、主に「綿」「麻(リネン)」「羊毛(ウール)」「化学繊維(ポリエステル)」の4種類があります。それぞれをベッドパッドの役割の点から比較していきます。

1.綿

汗をよく吸収しますが乾きが遅いため、適度に干す必要があります。ただクッション性には少し劣り、劣化も早めです。

2.麻

汗をよく吸収し、乾きも早いです。涼しく過ごすことができます。また比較的長持ちするのも特徴です。ただ他のものと比べると、高価になることが多いです。

3.羊毛

寝心地の良さでは最も優れています。保温性もあるので、冬場でもあたたかです。ただ、比較的劣化が早く、高価なものが多いです。

4.化学繊維

軽くて扱いやすいです。比較的安価で手に入るのも魅力的です。ただ、汗をあまり吸収しないので、汗をよく方には向いていません。

側生地から選ぶ

ベッドパッドでは中わたが重要視されますが、側生地もチェックしておくと、なお良いです。
ベッドパッドの汗を吸収するという役割から考えると、汗をあまり吸収しないポリエステルの生地は、側生地には向いていません。綿や麻を選ぶとよいでしょう。

中わたの量で選ぶ

寝心地を改善する目的でベッドパッドを使用する場合、中わたの量も重要になってきます。中わたが少ないと、寝心地の変化をあまり感じられません。
目安としては、シングルサイズで1kg以上がよいです。1.3kgだと寝心地の変化がより分かりやすくなります。

■ベッドパッドの使い方

快適な睡眠のためにベッドパッドを購入しても、使い方を間違ってしまうと効果を発揮しきれないので、注意しましょう。

1.敷く順番

ベッドパッドを含め、寝具には敷く順番があります。全てをそろえた場合、敷く順番は次のとおりです。

(下から)マットレス→ベッドパッド(寝心地調整用)→ベッドパッド(汗取り用)→シーツ→敷きパッド

2.洗濯の頻度

衛生的に使用するためにも、定期的に洗濯することをおすすめします。できれば週1回程度の洗濯を心がけましょう。

快適な睡眠のために

気持ちよく寝るためには、ふとんの中の温度を33プラマイ1度、湿度を50プラマイ5パーセントに保つと良いとされています。ベッドパッドを使ったり、他の寝具と組み合わせたりして、調整しましょう。

■まとめ

睡眠はとても大切な役割を持っています。なかなか快眠できないという方は、寝具の見直しも検討してみることをおすすめします。自分に合うベッドパッドを選んで、気持ちよく睡眠がとれるようにしましょう。

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