家具選びのコツ

ソファのおすすめの選び方|サイズ(奥行きや高さ)・形選びのポイント

L字型ダイニングソファ

くつろぐときにはソファに座ってゆったりとしたいという方も多いのではないでしょうか。リラックスしたいときに使うものだからこそ、選ぶときにはこだわっていきましょう。ここでは、そんなソファの選び方についてご紹介いたします。

 

形を決める

まずは設置する部屋や用途に合わせて、ソファの形を決めていきましょう。くつろいで座りたい、PCなどの作業をしたい、応接間に設置したい、など場面によって最適なソファが変わってきます。ここでは、形を決めるときのポイントを簡単に解説していきます。

 

サイズ

部屋の大きさに合っているか、また問題なく搬入できるか、という点に気をつけながらサイズを選んでいきます。実際に置いてみたら圧迫感がでてしまった、購入したのはいいが搬入できない、といった失敗談はよくあるものです。事前に部屋の寸法を測ったり、イメージをしっかりしておくことで失敗を防ぐことができます。

また、寝転がりたい、座面であぐらをかきたい、など用途が決まっている場合は、実際に体と合わせてみて快適に使用できるかを検討してみるとよいでしょう。

 

高さ

高さもしっかりと考えて選んでいきましょう。高さが合わないと不便に感じたり、肩こりや腰痛の原因となりかねません。

まず、使う人に合わせて高さを考えていきます。子どもがいる家庭の場合は、低めの高さのソファを選ぶと、万が一転落したとしても大きなけがをせずにすみます。また、高齢の方が使う場合は、低すぎるソファにしてしまうと立ち座りの際に体に負荷がかかってしまうので、座った時に脚が90度くらいになる高さを選ぶとよいです。

また、テレビを見る時に使う場合はテレビが見やすい高さかどうか、食事をするときに使う場合は併せて使うテーブルと高さが合っているかどうか、など用途によっては周辺の家具に合わせて高さを考えていかなければいけない時があります。そのため、先にどこに設置するのかをある程度決めておくと、失敗が少なくなります。

 

奥行

用途に合わせて座面の奥行も考えていきましょう。

のんびりとくつろぐのを目的とする場合は、奥行が広いタイプが適しています。ごろんと横になれたり、あぐらをかくこともできるので、リラックスできるでしょう。また、子どもが使っても落ちにくいというメリットがあります。

PC作業をしたり食事をしたりという用途に適しているのは、奥行が狭いタイプです。テーブルと併せて使うことが多いので、テーブルとの距離等も考慮して選びましょう。

 

形状

ソファには様々な形状があるので、用途や設置する場所に合わせて選んでいきましょう。

一人掛けソファは場所を取らないのが特徴です。アームチェアとも呼ばれているとおり、ひじ掛け付きのタイプが多いです。脚を乗せるためのパーツであるオットマン(スツールともいいます)と併せてつかうと、ゆったりと使うことができるでしょう。

 

カウチソファは、シューズロングと呼ばれる脚を伸ばすことができる部分が左右のどちらかについているソファです。そのためシューズロングソファとも呼ばれています。寝転がれるので、リラックスしやすいというのが最大のメリットとなります。

 

カウチソファ

 

コーナーソファは別名L字ソファとも呼ばれているソファです。高級感のある見た目なので、応接間などに置くにも適しています

 

コーナータイプのソファ

 

フロアソファは足がなく、床に直接置くような形をしているソファです。寝転がることができるので、のんびりとしたいときにぴったりです。こたつと組み合わせることができるというのもメリットです。足がない分、立ち上がりがしづらくなるので、脚が悪い方には向いていないかもしれません。

 

フロアタイプのソファ

 

ベンチソファはベンチのようなさりげない存在感のソファです。ソファのような座り心地を持ちながらも圧迫感がないので、狭い部屋やダイニングに置いてもすっきりとした印象を与えてくれます。

 

ソファベッドはソファにもベッドにもなるベッドです。部屋が狭く、ソファとベッドの両方が置けない場合や、よく客人が泊まりにくる場合などに便利です。

 

細部にこだわる

リビングルームのソファ

大まかな形を決めたら、次は材質も決めていきましょう。材質はデザインだけでなく、座り心地にも影響するので、重要なポイントとなってきます。

 

衝撃吸収材の種類を決める

ソファを選ぶときの重要な要素の一つである「座り心地」ですが、それを左右するのがソファの衝撃吸収材という部位です。これは、座面のクッションの下にある部位で、大きく分けると「コイルスプリング」、「S-スプリング」、「ウェービングベルト」の三種類に分けられます。

それぞれの衝撃吸収材の特徴について解説していきましょう。

 

コイルスプリング

縦巻きのスプリング(バネ)を、座面に無数にしきつめます。やわらかいというよりは弾力があり、また、座面の中央でも端でも同じ座り心地を感じられるという均一性を持っています。耐久性も高く、長持ちするというのも特徴です。比較的高価なソファに使われることが多いです。

 

S-スプリング

S字のバネを連結棒でつないおり、最もポピュラーな衝撃吸収材となります。そのしなやかさが特徴で、座るとやわらかさを感じます。ソファの端に座ると堅さを感じます。コイルスプリングほどではありませんが、耐久性があり、長い間使うことができます。

 

ウェービングベルト

ゴムと繊維を合わせたベルトを張り、衝撃を吸収します。堅さのあるしっかりとした座り心地が特徴です。耐久性にやや劣るため、他の衝撃吸収材と比べると長持ちがしにくいです。比較的安価で重量も軽いので、扱いやすいでしょう。

 

張地の種類を決める

革の生地

ソファの座り心地やデザインにおいて重要な要素である張地は、選ぶ時にこだわる方も多いのではないでしょうか。ソファの張地は大きく分けて「本革」「合成皮革」「布」の三種類があります。それぞれの特徴を比べてみましょう。

 

本革

本革は見た目に高級感があり、人気があります。耐久性が高く、汚れが付きにくい、また使うほどに深みが増していくので、長く愛用していくことができます。ただ、夏にはべたつきを感じたり、冬にはひんやりとしてしまうという点にも留意しておきましょう。また、染め方にもよりますが、使っているうちにひび割れてきてしまうということもあります。

 

また、本革のソファは、染め方にも種類があります。

顔料仕上げのタイプは、表面に塗料を吹き付けて仕上げているタイプで、特に一般的なタイプといってもよいでしょう。表面をコーティングするので、メンテナンスがしやすいというメリットがあります。ただ、ひび割れしやすくなっています。

 

アニリン仕上げのタイプは、革に染料を染み込ませた後、合成染料で薄くコーティングして仕上げたものです。柔らかく、温かみがあるのが特徴です。革本来の味わいが残っている反面、天然のしわや傷が残ってしまう場合があります。擦れに弱く、比較的高価であるというデメリットがあります。

 

セミアニリン仕上げのタイプは、顔料仕上げとアニリン仕上げの中間のようなタイプです。アニリン仕上げだけでは隠し切れないシワや傷を、少量の顔料でコーティングすることで、アニリン仕上げよりも丈夫に仕上がります。

 

合成皮革

ビニールレザーやソフトレザーと呼ばれる、人工的な革を使用したソファです。本革と比べると高級感に劣りますが、お手入れが簡単で、気軽に本革のような味わいを楽しむことができます。子どもがいる家庭などにぴったりです。

 

デザインも豊富で、温かみのある布張りのソファは幅広い世代に人気です。通気性がよいため、オールシーズンで快適に使うことができます。汚れがつきやすいので、注意しましょう。中にはカバーの脱着が可能で、洗うことができるタイプがあるので、衛生面が気になる方はそういったタイプを選ぶのもよいかもしれません。

 

背面

用途に合わせて、背もたれも選んでいきましょう。

映画鑑賞をしたり、読書をしたりと長時間座る場合は、背もたれが高いタイプを選ぶと快適に使うことができます。また高い背もたれのソファは見た目に高級感が出るため、応接間用のソファとしてもよいです。

背もたれが低いタイプは、圧迫感がないため、部屋をすっきりと見せることができます。スペースがあまりとれない場合、カジュアルな印象の部屋にしたい場合は背もたれが低めのタイプを選ぶとよいかもしれません。

 

ひじ掛け

アームレストのあるソファ

快適に過ごすためには、ひじ掛けも重要なポイントです。

ハイタイプのものは、立ち上がりが楽になり、また背もたれのように寄りかかることもできます。対して、ロータイプのものは寝転がるときに枕替わりにも使うことができるので、リラックスしたいときに適しています。

 

脚はデザインや使い心地に関わってくる部分となっています。

ハイタイプのものはすっきりとした印象を与え、モダンな部屋にもぴったりです。立ち上がりが楽で、掃除機やお掃除ロボットでの掃除もしやすいので、扱いやすいという特徴があります。

ロータイプのものはどっしりとした安定感があります。寝転がったり、のんびりとしたりと、リラックスしたいときにも快適な高さとなっています。

 

まとめ

一日の間に長く使うことの多いソファだからこそ、こだわって選んでいきましょう。事前にどこに設置するのか、どんな場面で使うのかと考えていくと選びやすくなります。また、人によって体に合うソファも異なってくるので、実際に試してから購入することをおすすめします。

生活にぴったりのソファを見つけて、快適な時間をすごしましょう。

 

参考資料・サイト

ソファーの選び方 | 家具の選び方のポイント(リビンズ株式会社)
10種類もあるって知ってた?ソファの種類と失敗しない選び方を徹底解説!|マンションジャーナル
暮らしにあったソファの選び方|Re:CENO
自分に合った「ソファの選び方」〜張地編〜|大塚家具

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