家具選びのコツ

加湿器のすすめ|乾燥が体に及ぼす影響と加湿器の選び方

加湿器

エアコンを使う機会が増える季節は、乾燥に悩まされる方が増えてきます。中には、一年中乾燥に苦しむ方もいるでしょう。

そんな方がお世話になっている加湿器。オフィス等に設置してあるのを見たことがある方も多いのではないでしょうか。

乾燥は、かゆみ等の不快感など体に様々な害を及ぼします。最悪、健康が損なわれることもあります。そのため、今まで乾燥があまり気にしなかった方も、部屋の湿度を意識してみることをおすすめいたします。湿度が低いようでしたら、ぜひ加湿器の使用を検討してみてください。

乾燥が及ぼす健康への影響

具体的には、乾燥は体にどのような影響を及ぼすのでしょうか。

 

病気にかかりやすくなる

医薬品と温度計

空気が乾燥すると口や鼻が乾燥し、ウイルスへの防御機能が低下します。また、ウイルス自体の水分が蒸発することでウイルスが軽くなり、空気中に浮遊するようになります。そのため、空気が乾燥していると病気にかかりやすくなってしまうのです。

特に冬場はインフルエンザも流行してくるので、体調管理のほかに湿度の管理も大切になってきます。

 

美容へ悪影響が出る

人間は20代頃からホルモンバランスの影響で皮脂が減少し、水分の蒸発量が増えて、肌が乾燥しやすくなります。若い頃は乾燥を気にしなかったという方も、大人になってから乾燥が気になりだすということは少なくありません。

水分が少なくなったところから「シワ」や「たるみ」といった現象が起きやすくなるので、若々しさを保つためには水分が必要不可欠になってきます。

また、乾燥は髪にもダメージを与えます。健康な毛髪は12~13%ほどの水分量、頭皮には15~20%の水分量があるといわれています。この量を下回ると、髪が痛んだり、フケやかゆみが出てきたりします。さらに乾燥を放置し毛根の痛みが進行すると、抜け毛の原因にもなってしまいます。

肌の乾燥にはスキンケアをしっかりとすることが、髪の乾燥には自分に合ったシャンプーを選ぶことが必要になってきますが、部屋の湿度を管理し、根本的な乾燥対策を行うことも重要と言えるでしょう。

 

静電気が起きやすくなる

乾燥は、あのバチッと不快感のある静電気が発生する原因です。

湿度を保ち物質の周りに水分がある状態にしておくと、物質は電気を逃がしやすくなります。しかし、乾燥していると電気の逃げ場がなくなり、電気がたまってしまいます。その状態で人間が物質に触れると、たまった電気が放電されて「バチッ」となってしまうのです。

日頃から空気を潤して、対策しておきましょう。

 

快眠を阻害する

ベッドで眠る女性

睡眠中は意識的に水分をとるのが難しいので、乾燥の影響を受けやすくなります。朝、目が覚めると喉が渇いていたという経験がある方も多いのではないでしょうか。

また、乾燥はいびきの原因のひとつともいわれています。

通常、鼻腔は粘膜で覆われており、その粘膜が潤いを保つことで繊毛運動が一定になり、鼻呼吸がスムーズになります。しかし、部屋の空気が乾燥すると鼻呼吸がしづらくなり、口呼吸になりやすくなってしまいます。

そのため、いびきを起こさないためには、寝室内を乾燥させないことが大切になってくるのです。

 

頻尿の原因となる

冬場にお手洗いが近くなるという方もいるのではないでしょうか。冬は寒いので、寒さが頻尿の原因と思われがちですが、実は乾燥も頻尿に関係しているです。

乾燥すると体から蒸発する水分量が増えてしまいます。そうすると、尿の成分が濃くなり、膀胱に刺激を与えてしまいます。そのため、お手洗いが近くなってしまうのです。

冬場の頻尿には、適度な水分補給と湿度の管理で対策をとりましょう。

 

加湿器の選び方

加湿器にも様々な種類があるので、用途や自分のライフスタイルにあったものを選びましょう。

加湿器

部屋の広さに合わせる

部屋の広さに合った加湿器を選択しないと十分な効果を得ることができません。そこで「適用畳数」と「加湿量」をチェックすることをおすすめします。

 

適用畳数

室温20度の部屋を湿度60度に維持できる能力を示した数値です。「〇畳」といった部屋の広さで表します。

 

加湿量

「室温20℃、湿度30%時」に放出できる1時間あたりの水分量を示した数値です。単位は「mL/h」で表します。部屋の広さによって的確な加湿量が決まっているので、次の表を参考にしてください。

プレハブ洋室 木造和室 定格加湿能力
8畳 5畳 300 mL/h
14畳 8.5畳 500 mL/h
19畳 12畳 700 mL/h
28畳 17畳 1,000 mL/h
42畳 25畳 1,500 mL/h

引用:加湿量 | 加湿機のかしこい選びかた | 加湿機 | Panasonic(最終閲覧日 平成31年4月30日)

 

タイプで選ぶ

加湿器は大きく分けて4種類のタイプに分けられます。それぞれ特徴があるので、ここで解説していきます。

 

・スチーム式

やかんを沸騰させて湿度を上げる方法と似た原理のタイプです。水をヒーターで温めることで水蒸気を発生し、加湿効果を得ます。

比較的安価なのがポイントです。ただし、ヒーターが内臓されているため、電気代が1ヵ月で約1,000円と高めになります。

 

・気化式

濡れたタオルを干すことによって湿度を上げる方法と似た原理のタイプです。濡れたフィルターに風あて、湿った空気を放出することで加湿効果を得ます。

ヒーター等は使わないため、やけどの心配がありません。ただし、熱を使わない分、菌が繁殖することがあるので手入れはしっかりと行う必要があります。また、動作音が大きめなので、寝室に使うのはあまり合わないかもしれません。他のタイプに比べると、加湿効果は穏やかです。

 

・ハイブリッド式

気化式にヒーターを足したものです。気化式のメリットはそのままに、加湿速度が速くなっています

湿度が上がってくると自動でヒーターが切れるので、電気代はそこまでかかりません。気化式のように十分なお手入れが必要となり、価格は比較的高めになります。

 

・超音波式

超音波振動によって水の粒子を飛ばし、加湿効果を得るタイプです。

電気代を抑えることができ、またやけどの心配もありません。注意したいのは、放出される水の粒子が大きいので、窓などの結露が起きやすいことです。また、お手入れをしっかりと行わないと、汚れた水の粒子を放出してしまうことになるので気を付けましょう。

 

設置タイプで選ぶ

・据え置き型

床に置いてつかう大きな加湿器です。タンクが大きく、長時間の使用に向いています。また加湿効果が高く、優れた性能を持つものが多いのも特徴です。

 

・卓上型

机の上にも置けるコンパクトなタイプです。据え置き型と比べると加湿効果は低めなので、部屋全体というよりは、デスク周辺等の限られたスペースでの使用に向いています

 

・スティック型

非常にコンパクトなため持ち運びも可能です。USB端子等に接続して使います。本体に水を入れるのではなく、水の入ったコップに差して使います。

 

その他の特徴で選ぶ

アロマ

デザイン性のいいものであれば、インテリアとしても使えます。ライトが点灯するもの等、おしゃれな空間を演出できるものもあるので、デザイン性で選んでみてもよいでしょう。

また、加湿器の中にはアロマとして使えるものもあります。水にアロマオイルを数滴たらすことで、アロマの香りを部屋に漂わせることができるのです。アロマにはリラックス効果や集中を上げる効果があります。

ちなみに、アロマオイルを使いたい場合は、アロマオイルに対応している加湿器を使用しないと故障の原因になるので気を付けましょう。また、似た商品としてアロマディフューザーがありますが、加湿器と比べると加湿効果が低いのです。そのため、加湿器として使うのであればアロマディフューザーではなくアロマ加湿器を購入することをおすすめします。

 

まとめ

乾燥は目に見える害を受けない方もいるので、油断しがちです。しかし人間にとって水分はとても大切。加湿器を導入して、快適な生活を送ってみてはいかがでしょうか。

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