家具選びのコツ

ラグの役割と選び方の5つのポイント

家具の中でも特に選ぶ時に迷ってしまうのが、ラグです。ラグ一つで部屋の印象ががらりと変わるので慎重に選んでいきたいところですが、そのポイントがわからないという方も多いと思います。

ここでは、ラグを選ぶ時のポイントをご紹介いたします。

 

ラグの役割

ラグを選ぶ前に、まずその役割を知っておきましょう。

ラグには大きく4つの役割があります。

1. 部屋の雰囲気を変える
2. 空間を仕切る
3. 床が傷つかないように守る
4. 埃が舞い上がるのを防ぐ

 

1. 部屋の雰囲気を変える

ラグが欲しいと考えている方は、部屋の雰囲気を変えたいと思っている方が多いのではないでしょうか。ラグは床の面積を広く覆うことになるので、それ一枚で部屋の印象が大きく変わります。おしゃれな空間を演出するという役割を担っているのです。
逆に言えば、どんな部屋にしたいかというイメージをしっかりと持って選ばないと、失敗してしまうことがあります。

 

2. 空間を仕切る

ラグは、ちょっとした仕切りの役割も持っています。広い部屋の中に、リビングとダイニングの両方がある場合等、ラグを敷くことでその空間を区切ることができます。

 

3. 床が傷つかないように守る

ラグは床を保護することができます。ダイニングは椅子で床が傷つきやすいので、ラグを敷くことで床が傷つかなくなります。賃貸のお部屋に住んでいる方で、床の傷が気になる方は、ラグを敷くとよいでしょう。

 

4. 埃が舞い上がるのを防ぐ

ラグを敷くことで、埃が舞うことを防ぐことができます。ラグを床に敷き、手入れをきちんとしながら使用することで、部屋の衛生を保つことができます。

ラグを選ぶ時のポイント

それでは、ラグを選ぶ時にチェックするポイントを見ていきましょう。

サイズ

まずはサイズをチェックしていきます。サイズは、部屋の用途によって最適なものが変わってきます。

 

ワンルーム

一人暮らしの方は、ワンルームの部屋に住んでいるという方も多いでしょう。6畳の部屋であれば120×180ほど、8畳であれば150×200ほどのサイズが目安となります。
ただ、ラグを敷くことで、部屋が狭く見えてしまったり、バランスが悪く見えてしまったりすることもあります。その際は、床全体を覆うカーペットを敷くか、ベッドサイドに小さめのラグを寄せて敷くとよいです。

ラグとベッド

 

リビング

リビングにソファがある場合は、ソファに合わせてサイズを考えると失敗しにくくなります。ソファの幅よりも2割ほど大きめのサイズを選ぶと、バランスがよく見えます
テーブルが部屋にある場合は、テーブルの周りに人が座ることになるので、テーブルよりも大きなゆとりのあるサイズを選ぶと快適に過ごすことができます。

ラグとリビング

 

ダイニング

ダイニングに敷くラグは、床の傷防止や汚れ防止の役割を持っているので、テーブルと椅子の脚がすべて収まるサイズにしましょう。椅子を動かしても椅子の脚がはみ出ない程度の、大きめのサイズにするとよいです。

ラグとダイニング

 

寝室

寝起きの際に足元をひんやりさせないためにも、寝室にもラグを敷くのがおすすめです。
寝室に敷く場合は、ベッドに寄せるようにして敷きます。サイズは、ベッドの幅と同じくらいのサイズだとバランスがよく見えます。

寝室のラグの敷き方

 

形状

次はラグの形です。基本的には四角型と丸型(円形、楕円系)の二種類があります。

四角型はさまざまなテイストの雰囲気に合わせやすいです。他のインテリアとの組み合わせも比較的簡単なので、部屋のコーディネートに自信がない方には特におすすめです。

四角いラグ

 

一方、丸型はおしゃれな雰囲気を作るのにぴったりです。ほかのインテリアと上手く組み合わせれば、ワンランク上のおしゃれな部屋にすることができます。
ただ、ほかのインテリアとの組み合わせの難易度が高めなのと、サイズを間違えると部屋が狭く見えてしまったりするので、コーディネートが苦手な方は四角型から挑戦するのがおすすめです。

円形のラグ

 

毛足

用途やデザイン性を考慮しながら、毛足も見ていきましょう。

 

ループタイプ

ループ状にした毛を敷き詰めたタイプのものです。毛の高さを均一にそろえたものを「レベルループ」、毛の高さが統一されていないものを「マルチレベルループ」といいます。
ループタイプはクッション性があり、丈夫なのが特徴です。子どもがいる家庭や、ダイニングに敷くラグはループタイプにするとよいでしょう。

 

カットタイプ

毛足をカットしたタイプです。毛足を短くカットしたものを「プラッシュ」、長めにしたものを「シャギー」といいます。デザイン性に優れており、触り心地がよいので、おしゃれな部屋にしたいときにおすすめです。
毛足が長いタイプほど、見栄えがよく、触り心地もよくなります。しかし埃が溜まりやすいので、こまめな手入れが必要です。

素材

素材によって、雰囲気や使い心地も変わってくるので、素材に注目してもよいでしょう。それぞれの素材の特徴について、解説していきます。

ラグのテクスチャー

 

綿(コットン)

ナチュラルな雰囲気の素材です。肌触りがよく、肌が弱い方にぴったりです。クッション性もあり、クセがないので扱いやすいのが特徴です。天然素材ゆえに虫がつきやすいため、手入れはしっかりと行いましょう。

 

ウール

ぬくもりのある空間を演出できる素材です。吸湿性と放湿性にすぐれているので、オールシーズンで快適につかうことができます。綿と同じく虫がつきやすいので、掃除はこまめにするとよいでしょう。

 

ナイロン

ナイロン製のものは比較的安価に購入できます。耐久性が強く、長持ちするので、子どもの遊び場に敷いてもよいでしょう。虫がつきづらいのもポイントです。静電気が起きやすいという欠点があるので、静電加工がされているものを選ぶとよいです。

 

アクリル

化学繊維ではありますが、あたたかみのある雰囲気があります。クッション性もあり、触り心地もよいです。発色がいいので、デザイン性に優れているものが多いのも特徴です。遊び毛が出やすいので、購入したら、まずしっかりと掃除機をかけておくとよいでしょう。

 

ポリプロピレン

汚れがつきにくいのが特徴の素材です。色落ちもしにくいので、長い間デザイン性を保つことができます。クッション性は他の素材に比べると劣ります。火や熱には弱いので、気をつけましょう。

 

ポリエステル

天然素材に近い触り心地が特徴の素材です。丈夫でクッション性があり、汚れにくいので扱いやすいです。静電気が発生しやすく、遊び毛がでやすいとう点を留意しておきましょう。

 

シャリシャリとした固めのテクスチャで、独特の触り心地が楽しめる素材です。吸湿性、放湿性に優れているので、季節に関係なく快適に使うことができます。

デザイン

ラグのデザイン

 

最終的にはデザインを重視するという方も多いのはでしょうか。
ラグのデザインが部屋のコーディネートの出来栄えを左右すると言っても過言ではないくらい、デザイン選びは重要になってきます。

他の家具とのバランスを考えると、シンプルなデザインを選ぶと失敗が少なくなります。部屋のコーディネートに自信がない方は、落ち着いた色合いの、無地のラグからはじめてみましょう。

コーディネート上級者の方は、デザイン性のあるものにチャレンジしてみてもいいかもしれません。ラグのなかには個性的なデザインのものも多くあるので、上手く使うことで独創的な空間を作り上げることができます。

まとめ

ラグは選ぶポイントが多いので、なかなか決められないという方が多いです。
まずはそれぞれの家庭の事情や他の家具のデザインに合わせて考えていきましょう。どのポイントを重視するのか優先順位を決めると、さらに決めやすくなります。
部屋にぴったりのラグを見つけて、快適な毎日を過ごしましょう。

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